カフェみくみく

まったりと生きる。時には忙しく時にはのんびりと。家事が好き書くことが好き。

正論。

昨夜はひさしぶりに落ち込んでいた。
世の中にはいろんな人がいる。
私の家庭がうまくいっていないことを聞いて、
その人は「あなたの家族全員で、病院に行って一度腹を割って話し合いをして、
しかるべき形に家を立て直して、あなたもモラトリアムを辞めるべきだ。
でないと、あなたの抱えている恋愛問題は解決しない」と言うのだ。
それはいわゆる社会的一般論ではある。正論である。
しかし、私は考えこんでしまった。
我が家の両親や弟は、そもそも私の通っている病院に話し合いに来ないし、
来ても各々が自分に都合のいい話を述べるのみである。
大体、彼らが変に関わって来て、話がこじれて、
結果的に、また私がおかしな病院に転院させられて、
薬の量が十倍二十倍になったりするのは、私はたまらない。
その旨、つまり「私は信頼できない人達を私のクリニックへ
連れて来たくない」とはっきり彼女に伝えたら、彼女は怒ってしまった。
家族が信頼できないと言う私の言い方が、我が儘に聞こえたらしいのだ。
ちなみに、彼女に「あなたのお母さんって安心できる人なんじゃない?」と尋ねたら、
「家族だから、全員に安心感があるのは当たり前」と言った答えである。
私は頭を抱えてしまった。
愛に飢えている当事者と言うか、少なくともかなり困っている私が、
こんな愛情たっぷりで恵まれた、精神的な苦労知らずの人に愚痴っても、
とんちんかんな解決方法を提案されるだけなのだ。
私は、この人からしかるべき距離を置くことにした。

 


宇多田ヒカル 『初恋』(Short Version)