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カフェみくみく

まったりと生きる。時には忙しく時にはのんびりと。家事が好き書くことが好き。

底が浅い。

結局、深く思う事なんだが、
「役に立つ人間」を量産すると言う国の指針は、
ほんとに正しいのかという話である。
男は、若くて企業によく適応する、生産性の高い(はっきり言えば、収入の高い)のがよい、
女も、20代で結婚して孕んでよく子をぽろぽろ産んでくれるのがよろしい、という方針のことである。
表面的に考えれば、それでオッケーな雰囲気は確かにある。
しかし、人間が求めているのはパンのみではないのだ。
例えばの話、いくら有能であっても全然心のこもっていない労働に、人は本当は対価なんか払いたくはない。そんなんだったらば、ロボットを開発して任せてしまった方が、余程優秀でいいだろう。
母親と言うのもそれと同じで、いくら産んでもらっても、ただ「優秀な子」を期待されるのであれば、子どもは重圧に耐えかねてニートになる。
優生思想と言うのは、要するに非常に底の浅い思想だということである。
出来損ないであっても、そこに優しさがあるとか智慧があるとか、本当に他者に向かい合えるという部分、他人を必要としまた、必要とされるという部分に、人間の存在価値がある。


✿【替え歌】 乞(こい) 【原曲:星野源「恋」】