カフェみくみく

まったりと生きる。時には忙しく時にはのんびりと。家事が好き書くことが好き。

電車のプラットフォームで。

今日、自分の進む道について迷いながら、電車を待っていた。ホームにはいろんな初老の女性がいた。

落ちついた感じの、でも少ししわくちゃになったおばあ様が私のすぐそばを歩いていた。ああいう人もいいなぁ、と思った瞬間、ふと他の女性に目が行った。

その人はあきらかに七十代だけれども、粋なヘアスタイルに、年相応でないジーンズと、犬のプリントされたエコバッグと、本革の茶色い鞄を持って颯爽と歩いていた。

なんだか、私は思った。

たとえ、普通に落ち着いて年を取って行くのが世間の美徳だとしても、自分はその重圧に押しつぶされてしわくちゃになりたくはない。

格好よく、いくつになっても自分の好きなお洒落をして、テンポよく歩いていたいなぁと。

最初から、世間の枠に入ろうとすることの幸せと不自由、自由に生きることの責任を感じながら、私はプラットフォームから快速の電車に乗り込んだ。