カフェみくみく

まったりと生きる。時には忙しく時にはのんびりと。家事が好き書くことが好き。

自分を守る。

だが。

現実問題として、人は一人では生きて行けない。私にハンディキャップがあって、他人の助けを求めないと生きてゆく事自体、むつかしいのは事実で、それは仕方のない事だ。

私は、今まで私に正しく強く生きろと命令をして、というかもっとはっきり言えば「俺の言うなりになれ!」と脅迫をして、それに愛らしく素直に「はい」と言って、その人をリスペクトするようであれば、私を助けてもやろう、というような男性に従ってきたけれども、今そういう男性と一切の縁を切った。

それは、パワーハラスメントでしかなく、私自身の生きる上での尊厳を脅かす人たちだからだ。

たとえ私が重度の障碍を持っていようと、そういう人間の言いなりにならなければならない理由は何一つとしてない。

 


Mayakashi Yasaotoko マヤカシ優男 (Fake Fellow) TV Asahi Dream Festival 2015 (Live)

自分に期待する。

よくよく考えると、私を取り巻く状況は特にそんなに変わっていない。

人手に渡った実家には帰れないし、私の症状はむしろ進行している。だから、宅配弁当とルンバを導入しようと考えている。でないと、日常生活が営めなくなりつつある。それだけ、体力も思考力も持続しなくなっている。

それでも私が、以前よりずっと幸福なのは、ひとつには施設に入居した父親がようやく落ち着いたことと、私自身が他人を心配するのではなく、自分自身を世話して、幸せになる選択肢を選んだからだ。

自分を大切にすれば、本当の意味合いで他人も大事にできる。

私は私を苦しめていた、周囲への期待を手放しつつある。

 


Mariya Takeuchi (竹内まりや) - テコのテーマ

 

 

あてにしない。

私は、今まで思えば一見して強そうな男性をあてにしてばかり来た。

外見がマッチョな人、経済や生活が自立して見える人、物言いが強い人。でも、それは全部間違いだった。

本当に強い人は、いつも寡黙でにこにこしていて、そして私に余計な命令をしないものだった。それは正確に言うと、強いというよりも当たり前にありふれた社会人の条件だった。

そういう男性はそもそも、私がその人に依存することを良しとしないし、また付き合っている際に他の女性の話もしないのが常だ。

私は生まれて初めて、精神的に自分の足で立ちたいと思った。そういう相手に、余計な迷惑をかけたくないと痛感した。

 


竹内まりや 時空の旅人

 

三十六計逃げるに如かず。

今、振り返って思うと、私の家族や、過去の恋人たちは別に私の愛情なんか要らなかったのかも知れない。・・・私が勝手に、家族の世話を焼こうとしたことでかえって彼らの自分で生きる力とか、自分で自分の周りに起こった出来事の責任を取る能力を奪ってしまっていたのかも知れない。

というか。

そもそも、私だってあんな薄情で自分勝手で私の愛情と能力をどこまでも搾取する人たちの世話なんか、本当はしたくなかった。だから私は、自分から尽くした筈の人達を本当は深く憎み怨んでいた。

思い切って、私自身もう彼らが大嫌いだし第一怖いし、さっさと逃げ出したい気持ちに素直になったら、私の周りには普通にバウンダリーが引けて、私を心配してくれる人達がちゃんといた。無駄なことばかりして、自分の大事な人生の時間を私は浪費していた。

危険な人たちから離れて、心をひらいたら私は突然幸せになっていた。私自身にふさわしい人たちは、すぐそばにいたのだ。

 


「逃げるは恥だが役に立つ」エンディング「恋」フルver.

 

 

 

 

 

 

 

 

過去の傷あと。

今思うと、私が幼いころ両親は狂っていた。私自身に世間体を除くと殆ど何の関心もなかった。だから、私は父母に似た男性に尽くしては辛酸をなめていた。ある時、私自身をとんちんかんであったかも知れないが本当に心配してくれる友人と付き合って、私には心が帰る場所ができた。それは家族にはできなかったことだった。

確かに人に依存しても、何も当面の問題は解決しない。ただ、ある時その思い出が自分の心の居場所というか、置き所になることはある。そういう人の心の中の空気の狭間を描くのが、文学の役割ではないのかと思う。

私は本当は家族に「ありがとう」と言ってほしかった。でもそれは私の勝手な期待でしかなかった。

私はもう人を幸せにしようとするのを辞めて、自分の空っぽだった内面を少しづつ埋め始めた。自分自身のためにだけ生き始めた。

 


Mariya Takeuchi - Morning Glory

 

自分を幸せにする。

私は今まで、不誠実で私を利用する人たちとばかり付き合って、その人たちの行動の責任を取らなければならないと思っていた。それはとんでもない間違いだった。

自分の時間は有限だ。私はまず、自分自身を幸せにしたい。

 


トリセツ - 西野カナ(フル)